韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が内乱容疑で逮捕されたというニュースは、韓国の政治に大きな波紋を広げています。
この出来事は、韓国が北朝鮮を主体とした統一へ一歩近づいているようにも見えます。また、歴史を振り返ると、アメリカが戦後の韓国で李承晩(イ・スンマン)を大統領に据えた政策が、このような状況を招いた根本的な要因の一つと言えるのかもしれません。
さらに、アメリカは戦後、自国にとって脅威となる存在、例えばチャイナ(中国)を育ててしまうという矛盾した行動も取ってきました。その結果、現在の世界情勢を見ると、第二次世界大戦で連合国軍が勝利したとされながらも、アメリカ自体は敗北したかのような状況に陥っているように思えます。
もし世界が本気で平和を目指すのであれば、各国が自国の利益だけを追求するのではなく、国際金融資本という複雑で影響力のある存在にメスを入れ、その実態を明らかにしていく必要があるでしょう。真実を共有することで、初めて平和への道筋が見えてくるはずです。